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インプラント以外の最新の歯科技術

歯科の無痛治療に欠かせない麻酔&鎮静法

歯科で使用される麻酔、鎮静法は主に以下の5通りです。

※鎮静法とは、意識を失わせることなく恐怖心や不安感や緊張を和らげる方法です。

表面麻酔

歯肉の表面に液状、あるいはジェル状の麻酔を薬塗布して麻酔する方法です。歯科では注射針の痛みをやわらげるために使用します。

浸潤麻酔

麻酔薬を注射することで浸潤した部分が麻痺される方法です。歯科では歯を削るときや簡単な外科処置など、一般的な治療で使用する麻酔方法です。歯肉に麻酔薬を注入すると、歯の周辺の組織に浸透していき、歯の痛みを感じなくなります。この時使われる注射針は、一般の筋肉注射などに使われるものの半分程度の太さで、針を刺す痛みは最小限に抑えられています。

伝達麻酔

神経の元に麻酔薬を入れて、広い範囲を同時に麻酔する方法です。多数の歯を同時に治療する場合や、親知らずの抜歯などに使われます。例えば下顎の骨に入る神経に麻酔をすると麻酔をした側の奥歯から前歯まで麻酔が効きます。また、麻酔の持続時間も長いのが特徴です。

静脈内鎮静法

静脈内鎮静法とは、点適法により生体へ害のない鎮静薬を投与する方法です。歯科治療に過度の恐怖心をお持ちの方、親知らずの抜歯やインプラントの手術、嘔吐反応が強い場合や成人病の方などに用います。鎮静している間は安らかな気持ちになり、さらに痛みなどの不快な記憶も和らげられ、ストレスのない円滑な診療が受けられます。処置中はモニターにより専門医が全身状態を管理しますので安全です。また、完全に意識がなくなる全身麻酔とは異なりますのでその日のうちに帰宅でき、お食事の制限もありません。ただし心疾患などをお持ちの方は担当の歯科医師に相談をしてください。

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