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インプラント治療が難しいケース

次に挙げるような内臓疾患にかかっている方は、インプラント治療を行うには注意が必要になってきます。

糖尿病

糖尿病が進むと抵抗力や免疫力が落ちてしまい、歯周病を引き起こしやすくなります。インプラント治療をしても、骨とインプラントが接合しないで失敗に終わる可能性が高く、骨についたとしても歯周病が進めばインプラントを支えられなくなってしまいます。

ただし、血糖値がコントロールされていれば、インプラント治療も可能です。血糖値が200以下ならば、ほとんど問題ないでしょう。もちろん200以下の場合であっても、主治医と連絡を取って相談してから治療を行うことになります。

高血圧

降圧剤で血圧がコントロールできていて、麻酔ができる状態であればインプラント治療は可能です。

腎臓病

腎臓病の方は免疫力が低下して傷が治りにくく、骨との結合も難しくなります。人工透析を受けている方は、血液の循環をよくする薬を服用しているので、外科的処置をした時に止血しない場合があるので危険です。このような場合は、外科的処置が必要でないブリッジのほうが適しているでしょう。

重篤な貧血

外科的処置をする時の出血によって、貧血の症状が悪化するおそれがあります。

骨粗鬆症

骨粗鬆症の方でも、インプラント治療は可能です。ただし、ビスホスホネート製剤を使用されている場合は、インプラント等の外科手術を避けた方が良いとされています。
それは、ビスホスホネート製剤が骨の代謝が止め、骨が溶けるのを防ぐ反面、骨の治癒を妨げるからです。また、ビスホスホネート製剤を使用されている方が骨に対する外科的治療(抜歯、インプラント等、小手術等)を受けた後に、骨の壊死などによる予後不良のケースが散見されるようにもなっています。(10万人に1人ぐらいの確立で発症すると言われています。)
骨粗鬆症の方のインプラント治療は可能ですが、通院、薬を服用している等の場合は、担当医との連携をとり、充分に診査する必要性があります。

喫煙

喫煙者のインプラント失敗率は研究によって様々ですが、昨今いろいろ研究もされており
タバコを吸っていない人に比べて3.7倍も失敗するという結果や、失敗率が10パーセント高まるというデータがあります。
ご自身の健康を保つために是非、禁煙をお勧めいたします。

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